2011年02月23日

ストローク(Stroke)

ストローク

 ストロークとは、相手の存在や価値を認めるような様々な刺激のことをいいます。 辞書的な意味では「なでる,さする」という意味で、スキンシップも含め、言語的、非言語的な他者への働きかけです。
・たとえば、スキンシップ。子どもを抱きしめる,握手をする,肩を抱く。
・言語でのやりとり。あいさつをする,話しかける,褒める,励ますなど。
・表情や態度。うなづく,見つめる,よく話を聞く、気にかけるなど。 


 私たちは、無意識に肯定的なストロークを求めるもので、それが得られない時には,否定的なストロークを求めてしまいます。
 たとえば、親から褒められることがない子どもが,注意を引けるなら何でもいい、とでも思っているかのように、叱られるようなことをしてしまう。肯定的なストロークが与えられないままだと、否定的なストロークを挑発するような行動をとることが起きてしまう。
私たちにとって、ストロークはそれほど必要なものとも言えます。

 また、人は条件付きのストロークを与えられ続けると,自分はストロークを受けるに値しない人間であると感じるようになってしまいます。そして、自信が持てず、いつでも他人の評価や価値観に左右されるようになることもあるでしょう。
さらに、ストロークが与えられないままだと、自分は誰にも気に留めてもらえない、いてもいなくても良いのだと感じてしまうことすらあります。

 「ストロークは銀行と同じ。相手に与えてばかりいると,そのうち『預金』が底をついてしまう」という言い回しがあります。
 自分の『預金』を増やしていくには『ストロークプラン』を立て、コミュニケーションを工夫して人間関係をより充実したものにすることが大切です。

 『ストロークプラン』のポイントは以下です。
(1)与えられるストロークがあれば,惜しみなく与えよう!
周囲の人に、照れずに、気おわすに、ちょっとしたことから。
(2)欲しいストロークは要求しよう!
明るく,楽しく要求するようなプランづくりをしてみましょう。身近な人の名前とその人から欲しいストロークを紙に書き出してみてもいいかもしれません。
(3)欲しいと思っているストロークが来たら,喜んで受け取ろう!
謙遜の美徳よりも,素直に「ありがとう」「とてもうれしいです」と素直に受ければよいのです。 
(4)欲しくない否定的ストロークが来たら、上手に断ろう!
「あなたはそう思うのね」「なるほど,そうかもね」など,ひとつの意見として冷静に対処しましょう。
(5)ストロークが不足したら,自分で自分にストロークを与えよう!
知っているようで知らないのが自分のこと。自分を振り返って、認めてあげること、褒めてあげることも意外と大切なストローク『預金』です。
タグ:ストローク
posted by MSCOスタッフ at 22:24| カウンセリング・キーワード