2019年05月02日

「予測」してストレスを減らす

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 先日私はあるフルマラソン大会に出場しました。私はフルマラソンの体験自体少なく、その大会は初めてだったので、過去に出場した人から情報を聞きながらそれなりの準備をしてきたつもりでした。
 当日は雨が降る予報があり、真冬での雨のマラソンは濡れて冷えないようにするための対策が必要でした。しかし、前日まで私の頭にあったのは、「雨はきっと途中から降るであろう、降ったとしても小雨だろう」という勝手な予測でした。その勝手な予測での準備で当日を迎えることになり、しかも当日の天気予報はきちんとチェックせずに会場に向かいました。

 実際当日はスタート前から雨、しかも本降りでした。自分の予測と外れ、落ち込み、服装などの対策は結果甘く身体が冷えて、気持ちも切り替えられずに不本意な結果となってしました。(もちろん自分の走力など他の要因も大きいのですが・・)
 今回のことを振り返ると、私に必要だったのは、雨が降るということの予測だけでなく、雨の降りだす時間や降る量をいろいろ想定して心の準備すること、直前まできちんと情報を収集して対策を講じることでした。

 予測外の出来事は、例えば自然災害、事故、事件、病気、会社では突然のリストラや配置転換などが起こると私たちは混乱し、大きなストレスを感じます。これらは予測自体難しいことなので仕方がありませんが、日常生活の中で、またこれからの人生の中で、起きるだろうことを予測しておくか、そうでないかでストレスかの係り方はずいぶん違います
 大手術をする医師は、起こりうるあらゆる事態を想定しているそうです。それらをシュミレーションすることで頭の中で準備をしているので、それに応じて冷静に対応できるとのことです。

 予測は自分のストレスをコントロールできることにもつながりますし、対人関係でも使えます。職場や家庭の人間関係の中で、起こりやすいこと、相手が考えそうなこと、しそうな行動が予測できると、こちらも心構えができたり、準備ができて対応しやすくなります。

 しかし予測する時にやっかいなのは、自分の都合の良いように思い込んで予測する傾向があるということです。(私の場合は、走る時に雨にできるだけ降られたくないので「雨の降りだしは遅い、しかも小雨である」という思い込み)しかもその思い込み自体に気づかずに、自分の思い込みに都合の悪い情報を無視又軽視して、その結果その思い込みを維持してしまうことです。
 私たちにはそのような傾向が生じやすいことも踏まえて、いかに冷静に様々な視点で情報を得ながら「予測」をすることが大事なのではないかと思います。
posted by MSCOスタッフ at 00:00| セルフメンタルケアのコツ