2018年07月01日

マインドフルネスのグループワーク実践報告 (セルフ・コンパッションのエクササイズ)

MFGW.jpg

 マインドフルネスのグループワークを実施しています。全4回のグループワークで1回120分(休憩、座学等を含む)となっています。参加者の皆さんとともにマインドフルネス実践を一緒に楽しみながらやらせて頂いています。

 レーズン・イーティング(レーズンをマインドフルに食べてみる)に始まり、呼吸瞑想ボディ・スキャン瞑想歩く瞑想などのおなじみのエクササイズから、心を静めるタッチ思いやりの瞑想など、ちょっと進んだ瞑想や最新のエクササイズも取り入れています。

 セッションでは参加者の皆さんも相互にディスカッションを深めることを大切にしています。最初は初対面の方ばかりでやや緊張の面持ちでしたが、回を重ねるにつれて参加者同士の人間関係も深まるのは興味深いところです。講師も参加者の皆さんとともに学ぶ“学び手”として、毎回楽しみにやらせて頂いています。

 このグループワークではマインドフルネスに加え、セルフ・コンパッションの実践・エクササイズも行っています。セルフ・コンパッションとは「自分への思いやり」などと訳され、自らへの優しさ、共通の人間性、マインドフルネスという3つの要素で構成される新たなセルフ・ケアの考え方です。マインドフルネスとはいわば親せきのようなもので、近年北米圏を中心に世界的に注目されています。

 セルフ・コンパッションが高まることで不安や抑うつが低下したり、幸福感が上がったりするなど、さまざまな効果が実証されています。最近ではトラウマ治療喪失体験後のグリーフケアなどにも効果があるといわれています。

 わが国では「セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる」(クリスティーン・ネフ著、金剛出版)という訳書で知られるようになりましたが、相談機関で指導できるところは多くありません。最近になり、偶然にもネフの指導を直接受けることができました。こうしたこともあり、是非この素晴らしい考え方を皆さまとご一緒にシェアさせて頂ければと考え、グループワークでの実践に取り入れました。

 マインドフルネスは、日々の実践が大切です。こう書くと「なんかやるの、大変そうだなぁ」と思われるかもしれませんが、少人数のグループワークですので、参加者の皆さまの状況を個別に丁寧に拝見し、なるべく続けて実践して頂けるようにお手伝い致します。特にご自分でこれからの歩みをどうしていこうかと思案されている方にはセルフ・ケアの選択肢の1つになります。ご一緒に参加して、実践してみませんか?


 南新宿カウンセリングオフィスでは「マインドフルネスのグループワーク」を実施しています。
小グループ(4人)で基本的なマインドフルネスを体験してみる4回のコースです。概ね隔週で定期的に行っています。ご興味をもたれた方はご連絡ください。
posted by MSCOスタッフ at 11:35| マインドフルネス