2015年10月03日

メンタルケアに取り入れたいアロマテラピー

アロマテラピー

 心の疲れは案外感じにくいものです。風邪のように、のどが痛い、鼻水が出る、という明らかな症状があるわけではありません。ただ、なんとなく気分が晴れない、何かすることが億劫、イライラしやすい、などの気分の変化や、食事をしてもおいしいと感じない、朝起きたとき、よく寝たなという感じがしない、などの、なんとなく不調・・・というときに、早めに気づいてケアすることが大事です。

 とにかくゆっくり休む、人に話をしてガス抜きをする、などのケアはいくつかありますが、その中で、アロマテラピーを使うこともお勧めです。カウンセリング場面では、考え方や、感情の整理などもお手伝いしますが、リラクゼーションの方法をお伝えすることも多いです。例えば、呼吸法、筋弛緩法の練習を一緒にしたり、音楽を使ったり、香りを使ってリラクゼーションを促す方法などです。

 もう少し説明すると、心が疲れているときは、活動するために必要な交感神経を働かせすぎていて、体を休ませる副交感神経が働く出番がないような状態が続いているときが多いので、いかに副交感神経を働かせるかが大切となります。その副交感神経を働かせやすくするのが精油の香りの力です。精油の種類によっては、交感神経が活性化されるものもあるので、副交感神経が活性化するような精油を選びましょう。

 副交感神経に作用する精油として主なものは、ラベンダー、マージョラム、カモミール、サンダルウッドなどです。これらの精油はリラックスを促します。また、グレープフルーツ、ベルガモット、オレンジなどの柑橘系の香りや、ローズ、ゼラニウムなどのフローラル系の香りは、リラックスの作用もありますが、気持ちがリフレッシュしたり、幸福感をもたらすような香りでもあるので、不安感をやわらげるのにも用いられます。人によって、香りの好みがあるので、自分が「いい香りだなぁ。リラックスできるなぁ」と感じる香りを選んでみてください。

 使い方としては、眠るときだったら、枕元に2〜3滴たらしてもよいですし、アロマポットやディフューザーを使って香りを広げることもできます。お風呂に1〜2滴たらして、芳香浴をするのもおすすめです。なんといっても、手軽に香りをとりいれることが大事なので、あまり難しく考えずに自分の好きな香りを選んでみて下さい。

 副交感神経を活性化するために、香りを用いることは役に立ちますが、それでも辛さや不調が続く場合は、医療機関やカウンセリング機関など、専門機関を利用して下さい。
posted by MSCOスタッフ at 01:06| セルフメンタルケアのコツ