2017年05月14日

更年期とストレスマネジメント

kounenki.jpg
 
 5年ほど前から更年期症状に悩まされています。もっともつらいのはめまいと不眠、疲れやすさなのですが、その症状が強く出る日とまったく出ない日があるので、これは何かしらのストレスと関係しているのだろうと思い、セルフモニタリングを通してストレス因を探るのがこの数年間の習慣になっています。

 ストレスの原因は、一般的にはメンタル因を推測しがちですが、日々セルフモニタリングを続けていて感じるのはストレス因には意外と環境因も大きいということです。たとえば、冷房の効いた場所で長時間過ごすと体温の調節がうまくいかなくなり発熱するとか、長時間騒がしい環境に身を置いた後は肩から背中あたりの強張りや緊張が強くなり不安感が誘発されるとか。

 更年期症状というのは、どれも自律神経の乱れから起きる症状ですので、どういうことでその乱れが生じるのかという原因やパターンを知っておくことがとても大切だと感じています。前述のような環境因だけでなく、たとえばやることがたくさんあり過ぎてこなせるだろうかと不安になり、それがめまいの症状につながるなどというメンタル面からくる症状もありますので、いろいろな側面から症状とのつながりを見ていく必要があります。

 いずれにしても最も重要なことは、自分自身をよく観察して何が起きているのかを知ることです。自分の中で何が起きているのか、それを誘発したのは何なのかを知ることで、ある程度症状の出現を予防するための工夫はできるものだなというのが、このつらい更年期症状との付き合い方を日々試行錯誤する中での実感です。ごく単純なことですが、前述の症状を予防するためには、からだを冷やさないためにストールを持ち歩くとか、騒音対策のために耳栓を使うとか、そういう簡単な工夫が意外と効果的な場合もあるということです。

 ただ、ストレス因と症状のつながりがわかっても避けられないストレスもありますから、その場合はストレスコーピング(ストレス対処法)を使います。身体面でいえば、たとえば「からだをほぐすためにストレッチやヨガをする」とか、「リラックスできる音楽を聴きながら楽な姿勢でゆっくり座ってみる」とか、心理面では、つらいなと感じるときには、前もって企画しておいた「楽しみになるような予定の詳細をイメージしてみる」とか。

 つまり更年期をうまく乗り切るには、ストレス因を知って予防すること。そのストレスが避けられない場合には、ストレスが高まり過ぎたり持続しすぎないようにコントロールすること。そういったストレスマネジメントのスキルが欠かせません。自分の特性をよく探り、対処しましょう。
posted by MSCOスタッフ at 12:41| セルフメンタルケアのコツ